最低料金保証

キャンセル無料(到着の24時間前までの場合)

アルベルゲ「セミナリオ・メノール」

「アルベルゲ・セミナリオ・メノール」は、サンティアゴ・デ・コンポステーラ市に数あるアルベルゲの中でも、最もベッド数の多いアルベルゲです。この神学校に付属したアルベルゲは、二十年にも渡ってサンティアゴへ到着した巡礼者たちを温かく迎えてきました。ヨーロッパにある様々なトレッキング・ルートの中でも、「サンティアゴ巡礼」は、昔から有名であり、サンティアゴを目指す巡礼者や観光客は増え続けています。「Gronze.com」という巡礼関係のウェブサイトでは、この神学校付属のアルベルゲは、「フランス・ルート」沿いにあるアルベルゲの中で、トップ10に選ばれました。

「巡礼者用のアルベルゲ・セミナリオ・メノール」は、サンティアゴ市の中でも、最も眺めの良い場所のひとつであるベルビス公園の高台の近くにあります。ベルビスBelvisと言う名前は、「眺めの良い」という意味で、その名の通り、アルベルゲからは大聖堂のそびえ立つ二つの塔と、周囲に広がる花崗岩でできた旧市街を見渡すことができます。アルベルゲから旧市街へはいくつかの行き方がありますが、ほとんどの巡礼者たちが通るのはサン・ペドロSan Pedroという通りで、徒歩で十数分です。

長い道のりを歩いてきた巡礼者たちは、セミナリオ・メノールのアルベルゲに着くと、まず神学校であるその建物の威容に驚き、また、そこから眺めることのできるサンティアゴの旧市街と周囲の公園や緑に心身の疲れを癒します。

この神学校は、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の聖堂参事会が、20世紀の半ばにサンティアゴにおける最後の神学校として創立を命じました。そして、枢機卿キロガ・パラシオスによって1955年に開校しました。それ以来、聖職者になるための教育を行い、その後、サンティアゴを目指してやってくる巡礼者たちを受け入れるようになりました。

この神学校に付属したアルベルゲが、毎年多くの巡礼者たちを惹きつけるのは、やはりその場所で、眺めが良いということの他に、旧市街の大聖堂から徒歩圏内にあり、アバストス市場へも十数分です。この市場は、サンティアゴの旧市街の中で、大聖堂の次に訪れる人が多い場所です。そして、大聖堂の正面前に広がるオブラドイロ広場では、巡礼者たちが皆、無事に到着したことを祝っている光景がみられます。巡礼者たちは、長く辛い旅の後、サンティアゴの旧市街を散策し、千年以上の歴史を持つこの花崗岩の街並みを五感で堪能します。そして、ガリシア州の大西洋とカンタブリア海で採れた新鮮な魚貝類や、ガリシア産の牛肉や豚肉で、エネルギーを回復します。

アルベルゲ・セミナリオ・メノールは、「サンティアゴ巡礼」を歩いてきた巡礼者たちの精神を、これから訪れる巡礼者たちに引き継いできました。巡礼という行為の最後に巡礼者たちに必要な休養を与え、また改装された施設は、シンプルではありますが、快適な宿泊をお約束します。

設備とサービス

256人収容可能(共同部屋と個人部屋を合わせて)

無料Wi-Fiと有償のパソコン使用

共有のキッチンスペース

簡易スーパー

自動販売機

コインロッカー

受付

テレビのある共同サロン

タオル

洗濯場: 洗濯機と乾燥機、物干し場

自転車と駐車場

エレベーター

専用車での移動

荷物の送付

写真

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よくある質問

このアルベルゲに泊まるには、巡礼者でないと駄目ですか。

いいえ、巡礼者でなくても泊まれますが、巡礼者用の宿泊施設ということをご理解ください。

アルベルゲの時間帯を教えてください。

チェックインは、8時から23時までです。

入室可能時間は、14時00分から0時30分までです。

チェックアウトは、9時30分までにお願いします。9時30分から14時00分までは全館清掃の時間です。

閉館は0時30分です。また、お支払いはチェックインの際にお願いしているので、チェックアウトはいつでもできます。

寝袋を持参した方が良いですか。

はい、お勧めします。料金にはシーツが一式と毛布が含まれていますが、寝袋があった方が良いでしょう。

寝室とシャワー室やトイレは、男女共用ですか

はい、そうです。

部屋のタイプにはどのようなものがありますか。

このアルベルゲには、共同部屋および個人部屋があります。共同トイレとシャワーは部屋の外にあります。

食事のサービスはありますか。

アルベルゲには調理人はいませんが、小さなスーパーがあり、軽食を買うことができます。もし、調理されたい場合は、共同のキッチンがあるので使用できます。また、飲み物とスナックの自動販売機があります。

アルベルゲで朝食を取れますか。

はい。7時からスーパーでは、朝食をサービスすることができます。

アルベルゲでタバコを吸うことはできますか。

いいえ、館内も敷地内も禁煙です。

ペットなどの動物を持ち込めますか。

いいえ、禁止されています。

自転車を置いておく場所はありますか。

はい。敷地内と館内にもあります。ただ、管理は個人の責任になります。

荷物の保管はしてもらえますか。

はい。巡礼者がこのアルベルゲに着く前に荷物を送る場合は、こちらで預かることができます。1つの荷物に付き、1日2ユーロです。ただ送る前に「アルベルゲを予約していること」が条件です。

事前に予約する必要がありますか。

予約は必須ではありませんが、夏のシーズン中やスペインの連休などはかなり混むので、予約した方が確実です。アルベルゲのウェブサイトからオンラインで予約でき、他の予約サイトと比較しても最安値です。

予約をキャンセルあるいは変更できますか。

はい。到着の24時間以上前まではキャンセル・変更は無償でできます。もし、到着までに24時間を切ってキャンセル、あるいは宿泊をしない場合は、1泊の宿泊代がかかります。

料金には何が含まれていますか。

シーツが一式と、コンセントの付いている簡易棚が含まれています。

まだ他に質問があれば、メールをください(日本語でも可)。

サンティアゴで何をしようか

何日もかけて長い苦しい道のりを歩き、ようやくサンティアゴへ到着。足には豆ができ、膝はガクガク、腰が重い…。でも、目の前にはサンティアゴの大聖堂、そして手には巡礼証明書「コンポステーラ」がある。ここ数日はサンティアゴや周辺を楽しもう!もう明日は日の出前に起きなくてもいいんだ。さて何からしようか。世界遺産の旧市街を自由にのんびりと散策したり、レストラン、バル街でガリシア料理を楽しんだり、やることはいくらでもあるはず。

1. サンティアゴ市内の公園や観光スポット

サンティアゴ・デ・コンポステーラ市は、1960年代から1990年代の間に飛躍的な進歩を遂げ、またカトリック教の習慣である「聖なる年(恩赦の年)」が何度かあったため、サンティアゴ市のみならず、ガリシア州を挙げての旧市街の整備と交通機関の改善に努めました。その結果、遊歩道や緑地が増え、市の中心にあるアラメダ公園Parque de Alamedaも整備されました。また、このアルベルゲから比較的近い、「フランス・ルート」沿いでサン・ペドロ地区Barrio de San pedroにあるサン・ドミンゴス・デ・ボナバルの公園Parque de San Domingos de Bonavalも一新されました。このすぐ近くには、ガリシア州現代美術センターMuseo de Arte Contemporáneoがあり、美術の愛好家たちに親しまれています。(注: 「聖なる年」とは、聖ヤコブを祀る7月25日が日曜日に重なる年で、この年に大聖堂の「聖なる門」をくぐって聖ヤコブの像にお参りすると、恩赦が得られるというもの)

2. 博物館やガイド付き見学

サンティアゴ・デ・コンポステーラのような千年以上の歴史のある場所には、いたるところに歴史が詰まっていて、聖ヤコブが眠る大聖堂や修道院などの宗教建築物だけでなく、ちょっとした路地や民家や商家にも、たくさんのストーリーが眠っています。苔にむされた花崗岩の石組みを眺めているだけでも、この街の歴史を感じることができますが、もし、もっとじっくりと市内観光をしたい場合は、いくつかのガイド付きの見学コースがあります。それには、サンティアゴ市観光局のウェブサイトには、さまざまな内容の「ガイド付き見学コース」が出ています。(http://www.santiagoturismo.com/actividades-santiago)(ただしほとんどのコースがスペイン語と英語のみ。サンティアゴ市観光局の住所Turismo de Santiago: Rúa do Vilar 63, Santiago 15705)

3. 文化の他には食べたり飲んだり!

もちろん、観光やショッピングをした後は、「何かおいしいものを食べたい!」と思いますよね。ご安心ください。海の幸と山の幸に恵まれているガリシアでは、あらゆる嗜好に適した食べ物や飲み物がふんだんにあります。スペイン人が、「魚介類と分厚い牛肉のステーキを食べにガリシアへ行こう!」とよく言います。まず、ガリシア地方で何が食されているかを知るために、午前中なら、大聖堂の次に訪れる人が多く、サンティアゴの台所とも呼ばれる「アバストス市場Mercado de Abastos」がお勧めです。

フランス・ルートで巡礼をしてくると、大聖堂に着く前に、「セルバンテス広場Plaza de Cervantes」を通りますが、市場はここから歩いて数分です。ひと昔前までは、この市場へ買い物に来るのは、ほとんどは主婦の女性たちでしたが、ここ数年、市場を改装したり、また軽く食べたりできるバルやワインショップなどができたことで、地元の若者たちも足を運ぶようになりました。それと同時に、観光客たちも訪れるようになり、一通り見学した後は、茹でたてのタコのガリシア風をつまんだり、ガリシア産の白ワインと牡蠣を食べたり、また、ガリシア産のパンやチーズ、チョリソをお土産に買ったりします。

4. 日が暮れてからも楽しいサンティアゴ

千年以上の歴史を持つサンティアゴは、ユネスコ世界遺産でもあり、聖ヤコブの眠る聖地ですが、宗教的な聖地というだけでなく、ケルト民族に起源を持つ独特の文化や、斬新な芸術、パフォーマンスのメッカでもあります。北スペインはもともとイスラム教の影響が南ほど強くないため、紀元前以前にこのあたりに住んでいた土着の民族やケルト民族の匂いがあちこちに漂っています。特に、それはこの土地の音楽に顕著に表現されていて、ガリシアの代表的な民族楽器というと「ガイタ」と呼ばれるバグパイプです。ガリシアの北の海岸は600メートル以上の断崖が続く野生的な場所ですが、その中にあるオルティゲイラという小さい町で、毎年夏にはケルト音楽フェスティバルが行われます。このような音楽環境の土地なので、南の「情熱的なスペイン、フラメンコ、闘牛」という通常のスペインのイメージとは全く異なった文化を味わうことができます。

さて、サンティアゴの旧市街の中で、このようなケルト音楽やガリシア音楽、また世界各地の音楽を聴けるパブがいくつかあります。ガリシア料理の夕食をゆっくりと楽しんだ後は、旧市街の街灯に照らされてぶらぶらと散策するのもサンティアゴの夜の楽しみのひとつです。さらに、ワインやビール、またはソフトドリンクでも良いので、バル巡りするのもよし。甘党の人であれば、カフェやバルでは、ホットチョコレートや各種ケーキ、またコーヒーにたっぷりの生クリームやリキュールを入れた飲み物もあります。

もし、音楽が聴きたい場合は、以下のパブではほとんど毎晩のように上質の音楽を聴きながら、カクテルなどを楽しめます。A Casa das Crechas (Vía Sacra, 3, 15704 Santiago)は、大聖堂のすぐ近くで、サンティアゴではかなり由緒のあるパブで、ケルト音楽やジャズの生演奏があったりするので、週末の夜はいつも満員です。Modus Vivendi (Praza de Feixoo, 1 – 15704 Santiago)は、ガリシア地方で最も古いパブのひとつで、ここでは、18時以降明け方まで、さまざまな音楽の生演奏や芝居などが行われています。 A Casa das Crechasのすぐ横にあるパブA Borriquita de Belém (Rúa de San Paio de Antealtares, 22, 15704 Santiago)では、ジャズ、タンゴ、時にはガリシアではめったに聞かれないフラメンコなども演奏されます。

5. サンティアゴから西の大西洋に向かって

サンティアゴはかなり見たけど、まだ数日あるので、ちょっと遠出をしてもっとガリシアという土地を知りたいと思ったら、「地の果て」と言う意味の「フィニステーレ岬」へ行くのはどうでしょう。ガリシア地方は、聖ヤコブによって紀元1世紀にキリスト教が導入されるまで、ケルト民族が住んでいた土地でした。ケルト民族は、日本の神道に近い「自然信仰」を生活の基本にしていたので、海岸の近くや山の上、また森の中の泉の近くで儀式を行っていました。その後、ローマ人が東からイベリア半島に侵入してきて、数世紀の間は、このあたりのケルト民族も共存していましたが、そのうち次第にイギリスやアイルランドへ渡って行きました。

後に残ったローマ人たちは、現在のスペインの西果てにあるフィニステーレFinisterreの海に落ちていく真っ赤な夕陽を見て、神々が怒っていると言って大変畏れたそうです。(「フェニステーレ」はスペイン語で、地元のガリシア語では「フィステーラFisterra」。「地の果て」という意味)。このあたりは古代からのパワースポットともいうべき場所ですが、現在でも、観光客はもちろん、サンティアゴへ到着した巡礼者たちの多くが、このフィニステーレ岬に立って大西洋を見ながら、巡礼を達成したという充実感を味わいます。

この「地の果て」とその周辺を訪ねる終日エクスカーション「Tour to Finisterre – Costa da Morte」があります。サンティアゴの旅行会社Viajes Viloriaが主催しており、スペイン人ガイドが付いて、スペイン語と英語でご案内します。(昼食は個人差があるので、各自フリー)

このエクスカーションで訪れる場所は、ポンテマセイラPontemaceiraという中世の橋が架かる村、ムーロスMurosという漁村、川の水が直接海に落ち込んでいるエサロ (Ézaro)の滝、そしてフィニステーレ岬(Finisterre)、「石の舟に乗った聖母伝説」の残るムシーア(Muxía)の海岸です。

 

夏のシーズン中は月曜日以外は毎日催行していて、空席があれば、前日の夕方までにアルベルゲで申込みができます(海岸部が悪天候の場合は催行が中止になることもありますが、当日までに参加者には連絡があります)。料金や詳細は、アルベルゲの受付にお尋ね下さい。

6. それとも南のリアスバイシャスへ行こうか

もし、同じ大西洋沿岸でも、少し南へ下り、日本で習う「入り江という意味のリアス」の語源である「リアス・バイシャス」という地域もお勧めです。まず、「サンティアゴ巡礼のポルトガル・ルート」の重要な基点でもあるポンテベドラ市の美しい旧市街を訪れ、その後、ガリシア地方の典型的な漁村を散策。さらに、大西洋の入り江で遊覧船に乗ってムール貝の養殖場を見たりしていると、カモメたちが船と一緒に飛ぼうとしているのを見たり。昼食(フリー)休憩後は、大西洋南西部の穏やかな海岸線をドライブしながら、「ラ・トハ」という高級リゾート地なども見たりして、最後は、ガリシア州が世界に誇る高級白ワイン「アルバリーニョ」の原産地である「リアス・バイシャス」のメッカ、カンバードスの町を訪ねます。

このルートも、上記と同じサンティアゴの旅行会社Viajes Viloriaが主催しており、大西洋西南部のリアス・バイシャスとその周辺の海岸地域を訪ねる終日エクスカーションで、スペイン人ガイドが付いて、スペイン語と英語でご案内します。

このエクスカーションも同じく、空席があれば、前日の夕方までにアルベルゲで申込みができます(海岸部が悪天候の場合は催行が中止になることもありますが、当日までに参加者には連絡があります)。 料金や詳細 は、アルベルゲの受付にお尋ね下さい。(昼食は個人差があるので、各自フリー)

このバスツアーで訪れる場所は、ポンテベドラ市旧市街(Pontevedra)、ガリシア地方の典型的な漁村コンバーロ(Combarro)。その後は、オ・グローべの港(O Grove)から遊覧船で入り江を周遊してムール貝の試食(1時間程度)。その後、港周辺で昼食(フリー)休憩を取り、最後に、「リアス・バイシャスRías Baixas」の中心カンバードスの町Cambadosを訪ねます。

連絡先

電話

+34 881 031 768

 

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グループ部門

+34 981 56 85 21

 

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メールアドレス

santiago@alberguesdelcamino.com

住所

Albergue Seminario Menor

Avda. Quiroga Palacios s/n

15703 Santiago De Compostela

A Coruña, スペイン

 

所在地

42.877206, -8.537332 ‎

 

アクセス

主な場所への距離

公園 1分

スーパーマーケット  5分

市内の「アバストス市場」 5分

旧市街  5分

サンティアゴの大聖堂 5分

サンティアゴ市観光局 15分

サンティアゴの駅 15分

バスターミナル 20分

サンティアゴ空港 11キロ

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